執着攻めBLとは?
執着攻めBLは、攻めが受けに対して強い独占欲や執着心を持つ作品のジャンルです。
「お前は俺のもの」「どこにも行かせない」といった、情熱的で時に危うい愛情表現が特徴で、特に30代以上の読者から根強い人気があります。
若い頃は「重すぎる」と感じたかもしれませんが、大人になると、この「一途すぎる愛」が持つ切なさやリアリティに、深く惹かれるようになります。
執着攻めBLの定番展開5パターン
執着攻めBLには、読者の心を掴む「定番展開」があります。作品を選ぶ際の参考にしてください。
1. 無自覚執着からの気づき
攻めが自分の感情を「恋愛」だと認識していないパターンです。
受けを「自分のもの」だと当然のように思っているため、受けが離れようとしたとき、初めて「これは恋だったのか」と気づきます。
展開の流れ:
- 攻めは受けを「いて当然の存在」だと思っている
- 受けが距離を置こうとする、または他の誰かと親しくなる
- 攻めが激しく動揺し、嫉妬に気づく
- 「失いたくない」という感情から、自分の愛を自覚する
読みどころ:
攻めの「絶望」と「気づき」の瞬間が最大の見せ場です。「お前がいないなんて考えたこともなかった」という台詞に、胸が締め付けられます。
2. 嫉妬からの暴走
受けが他の人と話している、笑っている——それだけで攻めが嫉妬し、独占欲を剥き出しにするパターンです。
展開の流れ:
- 受けが第三者と親しくしている場面を攻めが目撃
- 攻めが嫉妬に駆られ、受けを強引に連れ去る、または詰め寄る
- 「俺以外の奴と笑うな」「お前は俺だけを見ていればいい」
- 受けが攻めの本心に気づき、関係が進展する
読みどころ:
攻めの嫉妬の激しさと、その裏にある「お前を失いたくない」という切実な想いのギャップが魅力です。
3. すれ違いと追いかけ
攻めの執着に耐えきれず、受けが距離を置く(または逃げる)パターンです。
展開の流れ:
- 受けが「この人は私を愛していない」「重すぎる」と感じ、距離を置く
- 攻めが受けを探し、追いかける
- 攻めが「お前がいないと生きていけない」と本心を吐露
- 受けも自分の想いを伝え、和解する
読みどころ:
すれ違いの期間が長いほど、和解の瞬間の感動が大きくなります。「ずっと待っていた」という受けの想いと、「やっと気づいた」という攻めの後悔が交差する瞬間が堪りません。
4. 独占欲の暴走と自己嫌悪
攻めが自分の執着心を「歪んでいる」「相手を苦しめている」と自覚し、自己嫌悪に陥るパターンです。
展開の流れ:
- 攻めが受けを束縛し、独占しようとする
- 受けが苦しそうな表情を見せる
- 攻めが「俺のせいでお前を傷つけている」と自己嫌悪に陥る
- 受けが「それでもあなたが好き」と伝える
読みどころ:
攻めの「執着」と「愛」の葛藤が描かれます。「お前を縛りたくない、でも離したくない」という矛盾した感情に、大人の読者は深く共感します。
5. 執着の理由が明かされる
攻めが執着する理由——過去のトラウマや喪失体験——が明かされるパターンです。
展開の流れ:
- 攻めの過去が明らかになる(大切な人を失った、裏切られたなど)
- 「だから、お前を失いたくない」という攻めの本心が語られる
- 受けが攻めの傷を理解し、寄り添う
読みどころ:
攻めの執着が「ただの独占欲」ではなく、「深い傷から来る愛」だと分かる瞬間に、涙腺が緩みます。
執着攻めBL作品選びのコツ
執着攻めBLを選ぶ際、以下のポイントをチェックすると、自分好みの作品に出会いやすくなります。
コツ1:「無自覚」か「自覚あり」かを見極める
- 無自覚タイプ: 攻めが自分の感情に気づいていない。「気づき」のカタルシスを楽しみたい人におすすめ
- 自覚ありタイプ: 攻めが最初から「お前が好きだ」と自覚している。ストレートな愛情表現を楽しみたい人におすすめ
作品のあらすじやタグ(「無自覚」「鈍感攻め」など)で判断できます。
コツ2:「すれ違い」の期間をチェック
すれ違いが長い作品ほど、切なさが増します。
- 短編: すれ違いは短く、早めに和解。サクッと読みたい人におすすめ
- 長編: すれ違いが長く、じっくり描かれる。感情の積み重ねを楽しみたい人におすすめ
レビューで「すれ違いが長い」「切ない」と書かれている作品は、じんわり系が好きな人向きです。
コツ3:受けのタイプで選ぶ
執着攻めBLは、受けのタイプによって印象が大きく変わります。
- 健気受け: 攻めの執着に耐え、ずっと想い続けるタイプ。切なさMAX
- ツンデレ受け: 攻めの執着に反発しつつも、実は嬉しいタイプ。すれ違いが面白い
- 鈍感受け: 攻めの想いに気づかないタイプ。もどかしさを楽しめる
タグやレビューで受けの性格をチェックしましょう。
コツ4:「嫉妬」「独占欲」タグを活用
DLsiteでは、「嫉妬」「独占欲」「執着」「束縛」などのタグで作品を検索できます。
これらのタグがついている作品は、執着攻めの要素が強い傾向があります。
コツ5:レビューで「絶望」「気づき」をチェック
レビューで「攻めの絶望シーンが良かった」「気づきの瞬間に泣いた」と書かれている作品は、感情の振れ幅が大きく、読み応えがあります。
★評価だけでなく、レビューの内容も確認すると、自分の好みに合った作品を見つけやすくなります。
執着攻めBLを探すなら
DLsiteには「執着」「嫉妬」「独占欲」「すれ違い」などのタグがあり、執着攻めBLを簡単に探せます。
特に、社会人BLや年の差BLでは、大人だからこその「執着の深さ」「気づきの遅さ」が描かれ、心に深く響く作品が揃っています。
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